品質管理の大切さ

先日、あるお客様からご連絡をいただきました。
「去年買った時は襟が綺麗だったのに、今年のはヨレヨレだった」という内容でした。

現在、私たちの縫製工場には20名近くの縫製担当者が在籍しています。
その中には、もちろん新人スタッフもいます。
新人にはできるだけ縫いやすい箇所を担当してもらいますが、それでもカットソーという素材は難しく、特に薄手で柔らかい“テロっとした”生地は扱いが難しいため、経験の浅さが表れやすい部分でもあります。

そして不良品を出さないためには、検品もまた非常に重要な工程です。
しかしながら、検品担当も新人である場合があります。
明らかな不良は気づけても、襟のヨレやシワといった微妙な違和感は、「こういうものなのかな」と見過ごしてしまうことがあります。

今回の件では、パターン(型紙)に変更はなく、原因は縫い方にあると考えられました。
改めてサンプルを縫い直したところ、襟はきれいに仕上がり、縫製技術の影響の大きさ、そして検品の大切さを改めて実感しました。
お客様には心よりお詫びを申し上げ、きれいに仕上がった商品をお送りさせていただきました。
そして同じ過ちを繰り返さないようにスタッフの指導とルールを定めました。

私たちは「NARUの服を通して、お客様の心が豊かになること」を理念に掲げています。
そのために、これからも縫製・検品・素材の選定など、ひとつひとつの工程を丁寧に見直し、よりよいモノづくりを目指してまいります。

今後とも、どうぞ温かく見守っていただければ幸いです。

店長:南出