伝えるためには、まず知ること

最近、公式オンラインのリールの企画を考えている中で
「服づくりをもっと専門的な切り口で伝えれないか・・・」
と思い悩むことがありました。

というのも私は服飾の専門学校を出たわけではありません。
だからこそ、縫製やパターンについて、まだまだ知らないことが多いと日々感じています。
いざ深く伝えようとしたときに、その「浅さ」に気づかされてしまいます。

社内の職人と話していても感じました。
最初は職人から「話す事なんて何もないよ」
と言われるのですが
「これはどうなっているのですか?」
「どうしてこういう風にしているのですか?」
と聞いてみると
「ここはこういう理由でこの仕様にしているんです」
と当然のことのように教えてくれます。
けれど、よくよく聞いてみると
「それって、ものすごいこだわりですよね?」
と思うことも多々あります。

つまり、価値はすでにあるのに
それを価値として捉えきれていないのは
自分の理解の問題なのだと思ったのです。

伝えるためにはまず知り
それを自分の言葉で噛み砕けることが大切だと感じました。
そして、これは私個人の課題であると同時に
会社全体の課題でもあると感じました。

だからこれからは
縫製やパターンの担当だけでなく
すべてのスタッフがモノづくりに触れる機会を増やしていきたいと思っています。

ミシンや縫製の種類や特徴を知ること
パターンの意図を理解すること。
そうした積み重ねが、結果として「伝えられる力」につながっていくはずです。

NARUは、日本製のファクトリーブランドです。
だからこそ、ただ作っているだけではなく
その背景や想いまで、きちんと伝えられるブランドでありたいと思っています。

今回リールで悩んだことは、きっかけでしたが、
自分自身と、これからの方向を見つめ直すいい機会になりました。
これからは、もっと深く知り、
もっと丁寧に発信できるようになっていこうと思います。

店長:南出