まだまだ、知らないことがある。

先日、パンツのパターンに関する講習を受けてきました。

目的は、人体の構造をより深く理解し、それをパターンづくりに活かすことです。

ありがたいことに、NARUのパンツは多くのお客様から

「シルエットがきれい」
「履き心地がいい」

そんな嬉しいお声をいただけるようになりました。

ですが、作り手としては時々思うことがあります。

「もっと美しくできるのではないか」
「もっと履きやすくできるのではないか」

と。

今まで培ってきたパターンの知識や技術は、会社の中で積み上げてきた経験や、パタンナー一人ひとりの努力によって育まれてきたものです。

もちろん、その知識だけでもパンツを作ることはできます。

ですが今回の講習で学んだのは、そのさらに奥にある考え方でした。

例えば、人の身体はどのような比率で構成されているのか。

なぜその位置にゆとりが必要なのか。

どこは変えてもよくて、どこは変えてはいけないのか。

人体の構造を理解した上でパターンを考えることで、感覚だけではなく、理論として服づくりを捉えることができます。

そして、その理論を言語化し、会社の財産として残していくことができれば、新しいパタンナーが新しいデザインに挑戦する時も、美しいシルエットと履き心地の良さを両立したパンツをつくりやすくなります。

今回の講習を通じて、そんな可能性を強く感じました。

1953年に縫製工場として創業した私たちですが、改めて思います。

服づくりには、まだまだ知らないことがたくさんある。

だからこそ学ぶことが面白い。

そして、その学びを商品やサービスに活かし、お客様に新しい発見やワクワクをお届けしたい。

これからも貪欲に学び続け、より良い服づくりに挑戦し続けます。

皆さまの毎日を少しでも豊かにできるブランドでありたい。

そんな想いを胸に、今日もものづくりに向き合っていきます。

店長:南出