裏毛のポイント
春や秋などの季節の変わり目に活躍してくれる裏毛素材。
裏面がパイル地と呼ばれるタオルのようになっており、柔らかで、ストレスフリーな着心地が特徴です。
NARUでも長い間多くのお客様からご好評いただいている素材の一つです。
今回はNARUの裏毛のポイントをご紹介いたします。
#1 ふっくらとした膨らみ
裏毛のふっくらとした風合いはどれだけ甘く(ゆるく)編むことができるかに大きく左右されます。
しかし柔らかくしようと甘く編みすぎると、洗濯などでよれよれになってしまいます。
そこを職人の手で調整することで、柔らかいけれど強度のある、気持ちいい裏毛になります。
#2 ふんわりとした軽さ
ふっくらとした風合いに欠かせない、もう一つの要素が軽さです。
軽くしようと糸を細くすると、ふくらみの無い薄っぺらい裏毛になってしまいます。
そこで18ゲージという太すぎず、細すぎずの程よい太さの糸を使って編みむことで絶妙な軽さとやわらかさを出しています。
#3 優れた保温性と高い吸水性
裏毛が季節の変わり目にピッタリな理由は、裏毛に高い保温性と高い吸水性があるからです。
内側のタオルのようになったパイル面が水分を良く吸い、パイルの中の空洞が水分を効率よく発散させてくれます。
またパイルの中の空洞に暖かい空気が蓄えられるためコットンでも暖かく、寒暖差の大きな時期でも快適に着用することができます。
裏毛は綿だけでなく麻やウールを混ぜ込んだものもあり、まだまだ奥の深い素材です。
NARUでもいろいろな裏毛を取り扱っておりますので楽しみにしていてください!
NARUの裏毛アイテム一覧↓↓
https://narufactory.shop/view/category/urake
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