
日本で上質な素材と着心地の良いデザインにこだわって生産しているファクトリーブランドNARU。
ドイツでは毎週のように、伝統ある靴製造業者が廃業の憂き目にあっています。伝統ある靴製造業者が人員削減を行なったり、倒産に追い込まれたりしています。その原因として、コスト削減による生産拠点の海外移転が挙げられます。
trippenは人間工学に基づいた履き心地の良さを追求し、他では得る事のできない製品を製造しております。また、多くの賞を受賞した洗練されたデザインにより、流行に左右されずお履きいただけます。長年のご使用により傷んだ場合でも、修理により新しく生まれ変わり、末永くご愛用いただくことができます。
一つ一つ手作業で丁寧に作られるtrippenの製品は大量生産をする事はできません。そして、模造品が出回ったとしてもその品質・性能までを真似る事も出来ないのです。
trippen(トリッペン)は、靴職人のマイスター(特別技術資格者)で、医療用矯正靴などの製作にも携わっていたミヒャエル・エーラーと、それまでも靴や服のデザイナーとして活躍していたアンジェラ・シュピーツの2人によって1992年ベルリンの小さなギャラリーで誕生しました。
日本では、1997年9月直営第1号店となるtrippen原宿をオープン。同年11月にtrippen代官山をオープン。現在は原宿・代官山・名古屋・神戸・熊本に直営店を構え、京都、福岡にインショップを展開しています。
trippenの名前の由来は、『よちよち歩き』という意味です。昔の貴婦人は雨の日に靴が汚れないように靴を履いたうえからサボのような木靴を履いて“よちよち”歩いていました。trippenが最初に発表した『履けない木のサンダル』のコレクションが、この木靴をイメージしていました。
靴を長持ちさせるために、革靴は毎日履き続けるのではなく、湿気が溜まらないように2、3日おきに履くようにしていただくことをお勧めします。また、素材に適したクリームを使用すると綺麗なツヤを維持してくれます。またしばらく履く機会がなかった、または定期的なお手入れをしていなかった場合は十分なケアを行ってから履くようにしていただくと長持ちします。
雨で濡れてしまった場合は、まず水分を拭き取り、ある程度かたちを整えた後、直射日光を避け、風通しの良いところで自然乾燥をおこなってください。水、油などの汚れは、染みとなり、元に戻りませんのでお気をつけ下さい。
一枚仕立て(靴の内側に革張りのないタイプ)の靴は、始めのうちは、色移りの可能性がございます。色の濃いソックスなどでの使用をお勧め致します。また使用する素材、カラーによっては、靴の使用や日光によって変色してくることもございますが、それも革靴ならではのエイジングとしてお楽しみいただきたいと考えております。
また、使用するケア用品によっても変色する場合がございますので、予め、目立たない箇所でのお試しの後、全体での使用をお勧め致します。全てのモデルにおいて、しっかりとホールドできるようにソールはゴムで構成されておりますが、滑りやすい箇所でのご使用や雨天時の使用の際は十分にご注意下さい。
トリッペンの靴は、有料での修理を承っています。修理は通常一ヶ月程で仕上がりますが、修理内容によってはさらにお時間をいただく場合もあります。ご希望がございましたらお気軽にお問い合わせください。