新入荷バッグ 上質イタリア皮革ブランド「CI-VA」ご紹介
「創業以来変わらず、天然の植物タンニンなめしの上質なレザーを使用し、トスカーナの職人達によって1つ1つ手作業で作り上げられるバッグ」
NARU ONLINESTORにてこの秋、イタリア製皮バッグを入荷いたしました。
皮革産業が盛んな伝統と芸術のイタリアトスカーナ地方のブランド「CI-VA」。
NARUに通ずるモノづくりの精神、職人さん達の手によって一つ一つ手作業で作り上げられている、上質なレザーアイテムたち。
そんなこだわりの皮革工房CI-VAをご紹介いたします。
How about [CI-VA]
#1. HISTRY
CI-VAは1978年に、PAOLO CIONI(パオロ・チオーニ)によって、イタリア・トスカーナで誕生しました。家内工業で狩猟用のバッグや小物を生産していましたが、1980年代に入り、それまで培った技術をいかして新しい革製品の製造を開始しました。
CI-VAの製品は、機械化、効率化が進む現代にあって、創業以来変わらず、天然の植物タンニンなめしの上質なレザーを使用し、トスカーナの職人達によって1つ1つ手作業で作り上げられています。
CI-VAは、「Comprensorio del cuoio(革の地区)」とも呼ばれ、古くから皮革産業が盛んなイタリアトスカーナ州の「Fucecchio(フチェッキオ)」に本社を構え、トスカーナの伝統に忠実なものづくりを続けています。
トスカーナは農業が盛んな地域でもあり、特にワインやオリーブは世界でも有数の名産地として知られています。
ルネッサンスに代表される歴史的文化の香り、そしてゆったりとした田舎的な雰囲気がCI-VAの製品からは感じられます。
#2. こだわりの素材選び
CI-VAの革製品には、協会の基準を満たした革である証明である「PELLE CONCIATA AL VEGETABLE IN TOSCANA(トスカーナ産植物タンニンなめし革)」の商標タグが付属します (一部例外もあります)。
日本市場において、このタグが付属するメイド・イン・イタリーのバッグは非常に珍しく、CI-VA製品の希少性を証明しています。
高い品質を維持するだけでなく、地域の伝統と産業に誇りを持ち、土地の持つアイデンティティーを尊重したものづくりこそがCI-VAの最大の魅力です。
イタリア植物タンニンなめし革協会は1994年に、伝統的な植物タンニンなめし革を世界に発信する目的で作られました。現在ではトスカーナに本社と工場を構える20以上のタンナーが加盟し、伝統的な手法を用いて、高品質の植物タンニンなめし革を生産しています。協会はトスカーナ産の植物タンニンなめし革の独自性を明確にし、かつ維持する目的で、「PELLE CONCIATA AL VEGETABLE IN TOSCANA(トスカーナ産植物タンニンなめし革)」の商標を作成し、管理しています。
商標タグは、製品を識別するために一つ一つナンバリングされて登録されています。
「PELLE CONCIATA AL VEGETABLE IN TOSCANA」のタグは、製品に使用されている革が高品質のトスカーナ産植物タンニンなめし革であることの証明であり、加盟するタンナーの職人たちが、トスカーナの地で昔ながらの職人気質を頑なに守りながら、伝統と技術革新の両立を掲げて作業していることを代弁するものなのです。
#3. イタリア人の職人による手づくり
CI-VA社で厳選された素材は、熟練の裁断士によって必要なパーツにカットされ、職人たちに託されます。
職人たちはそれぞれに自身の工房を持ち、毎日手作業で製品を作り上げています。
CI-VAの製品は、作業工程を分担せずに一人の職人が一つの製品の製造工程のほぼ全てを担っています(丸縫い)。そのため、同じデザインであっても、かかわる職人の技術がにじみ出た個性的な表情を持っています。
CI-VAに関わる職人は皆、同じ地域に居住し生活しています。CI-VAの製品は、長年にわたり積み重ねた信頼を基に、地域生活の関わりの中で育まれているのです。
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