セーターの編地種類のお話
NARU FACTORYの冬の代表素材タスマニアラムウールを使ったセーター。
実はタスマニアラムウールを使ったセーターだけで20以上あるんです。
今回はその中でも代表的な編地をご紹介します。
知っていると「あ、この人服の事良く分かってるな」と尊敬されるかもしれません。
天竺(てんじく)
表ニットのみで作られる最も一般的な編み組織です。
表ニットとは編み機の前側の針だけでセーターを編むことを言います)
タスマニアラムコモドニット 650600 ¥13,200(税込)
編み組織の中で最も薄く仕上がり、表面の凹凸もなくシンプルな印象になります。
ゆったりとした身幅にすると綺麗なドレープが出せますし、かさばらないのでインナーにも向いている編み方です。
タスマニアラム ボーダーコモドニット 650625 ¥13,750(税込)
編み目をよく見てみるとV字のようなものが縦に連続しているように見えるんですよ。
片畔(かたあぜ)
表側に大き目の編み目が出て、天竺よりも厚みが出るのが特徴です。
タスマニアラムオーバーサイズニット 650612 ¥18,480(税込)
縦方向に前ニットと後ろニットを交互に行うため凹凸が出て、あったか感が増すのが片畔のセーターです。
タスマニアラム エトレニットタートル 650636 ¥14,850(税込)
セーターと言えば片畔という人もいるほど人気の編地です。
リブ編み
タスマニアラムウールでは裾、袖口、襟元に使われる編み方です。
タスマニアラムコモドニットタートル 650601 ¥13,750(税込)
片畔と違い横方向に前ニットと後ろニットを繰り返すため横方向にデコボコした伸縮性のある生地になります。
タスマニアラムボーダーアラスカニットタートル 643616 ¥15,290(税込)
生地に厚みがでて強度が上がるので伸ばしたりすることが多い袖口などにはピッタリな編み組織です。
ジャガード
表面にいろんな色が出せるのがジャガード編みです。幾何柄や文字などあらゆる柄が出せるのが特徴です。
タスマニアラムウールヘリンボンニット 646625 ¥14,300(税込)
ジャガード編みは同時に複数の色糸を持ちながら編んでいくため一色のセーターよりも分厚くなる傾向にあります。
タスマニアラム サーミ柄ニット 650645 ¥20,350(税込)
また機械への指示が通常よりも少し複雑なためで一定以上の技術力のある工場でないと作れないセーターです。
インターシャ
パッと見はジャガードと区別がつかないのがインターシャのセーターです。
ジャガードセーターとの大きな違いは後ろに別の色糸が渡っていないことです。
タスマニアラムNニット 6W520 ¥12,980(税込)
その為ジャガードと比較すると薄く仕上げる事が出来ます。
この別の色糸を後ろに渡らせないインターシャ編みはジャガード編みより機械への指示が複雑になるため、ジャガードよりも作れる機械が限られます。
タスマニアラム たまごニット 650616 ¥15,290(税込)
セーターのデザインを出す事を柄組と言うのですが、インターシャの柄組は複雑なためデザインを出せる人が限られています。
今回はタスマニアラムウールをセーターを見ながら代表的な編み方をご紹介いたしました。セーターを知るとセーターの事がもっと好きになりますよ。
ライター:NARU FACTORYブランドMD 南出